2012年5月2日水曜日

初キャンプ 【交流の家】

2010年、夏
何かに導かれるように、私はFIWCの新人キャンパーになっていました

韓国キョンギ道ヤンピョン郡サンロク村
そう、何かに導かれるように私はその小さな村に行くことになったのです

8月5日から8月18日までの15日間
あっという間だろうと正直、高を括っていました
本当はそんなこと全然なかったんですが


2010年、夏
ワークキャンプもハンセン病もFIWCも
何も知らない私がまず始めに出会った新しいもの

【交流の家】

交流の家と書いて「むすびのいえ」と読みます
1963年、ハンセン病快復者が宿泊施設の利用を拒否された事を知った
FIWC関西のメンバーが呼びかけ、奈良市の大倭紫陽花邑から土地の提供を受けて、
ハンセン病快復者と社会を結ぶセンターとして、1967年にフレンズ国際労働キャンプ
(FIWC)関西委員会によって建設されました。(参考mognet:http://www.mognet.org/index.html

韓国キャンプに行くための基礎知識の勉強と結束会のために準備キャンプという2泊3日の
集まりがあるのですが、その開催地が奈良県にある交流の家なのです

ちなみに交流の家、準備キャンプ以外にも月に1度の定例会が行われる場所であり
FIWC関西委員会の本拠地となっています


交流の家、名前の通り、家です
ちょっとレトロな昭和の香りは否めないですが、ちゃんとした家なんです
この家もFIWCが作ったんだよーと聞いたとき、なんだか私はものすごい団体に
参加することになってしまったんだと実感しました

だって、差別せず誰でも泊まれる宿泊施設があればいいなってところから
実際建てちゃいますか!?
しかも、建設当時のFIWCのメンバーは大工とかペンキ屋のプロ集団とか
そんなんじゃないんですよ
人間やれば出来るっていうけど、家も頑張れば建てれるものなんですね

鉄筋2階立て、3LDK、お風呂・トイレは勿論セパレート
女子トイレ・男子トイレも別々で、BBQが出来る庭も付いてるし
押入れもあって収納バツグンですし、キッチンも3口コンロでらくらく調理
そんな交流の家、出会ったときはビックリしたけど
今では落ち着く大好きな家となっています

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